小鳩2羽の巣立ち
山鳩の双子?の赤ちゃんが無事に育ち、今朝巣立ちました。学長さんの教育談義を聞いて、巣立ったので、きっと世の中で、生き抜いてくれると思います。何故小鳩が学長さんの話を聞けたかというと、窓の外が、巣だからです。小鳩の写真は、部屋の中から、鳩の番人から許可が出たので、昨日午後初めて撮影しました。
実は、カラコのダーリンがずっと、山鳩のガードマンをしてまして、巣立ちの間、窓の近くでは、大きな物音を立てないように厳命されていたのです。自分だけ時々そっと覗いていましたが、カラコはなかなか見させてもらえませんでした。というのも、うかつに覗くと、カラスに巣の在り処をきずかれ、食べられてしまうからです。卵がかえってから、親鳩は、餌をきずかれないように運んで育てたのです。写真の椿の中に巣を作ったのですが、車の通りの激しい上、向側の電柱の上でいつもカラスが見張っている状況の中で、どうやって大きくなったのと思ってしまいます。一度だけ餌をくれている所を内側からそっと見ましたが、一度にとてもたくさんくれていたのと、親子共々一度も鳴き声を発しないのが驚きでした。待っている間も、小鳩は鳴かないのです。
昨年は、ヒヨドリが、巧みにカラスの目を逃れて、子育てを完遂しました。ヒヨドリは、誰が守ってくれているのかよくわかっていて、ガードマンには、全く用心していませんでした。
今年、私がカラスが居ない時外から、こっそり巣を覗いたら、親鳩が、足元で「何もないから、見ないほうがいいよ」と、首をかしげて、ウインクして、カラコの気をそらそうとしていて、可愛いママ振りでした。今朝、巣立ち、やっと皆さんに、紹介できました。鳥の害が問題になっていますが、人間の出すゴミを餌にして以上に繁殖した場合のことで、このように、自分の力で、闘って生きる鳥は、自然の連鎖の中にきちんと納まって、命の輝きを見せてくれるのですね。緑は命の色と、感じました。
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