中国の皇帝色、黄色。

色彩カラコ

2007年06月01日 11:18


ビョウヤナギが咲き始め、バイカウツギも満開です。ビョウヤナギは、「黄色のまつげちゃん」とカラコは呼んでいます。本当に可愛い「まつげ」です。中国の歴史的美女、楊貴妃に愛され、宮殿の周りにたくさん植えられていたと教えてくれた人がいました。この花を毎年見て、私が何となく子供心に想像していた楚々とした美女ではなく、かなり、インパクトのある女性だったのかなと、思うようになりました。満開になると、狂乱したのかとおもうほど、咲いて、咲いて、咲くのです。バイカウツギも一つの枝に花を10以上も同時に咲かせるのですから、まさに、狂乱状態だとおもうのですが、色の印象でしょうか。どんなにたくさん咲いても、楚々としたイメージは崩れませんし、芳香のシャワーをこの木の下で浴びてしると、自然に、命のあることを感謝するかしこいカラコになるのです。
ビョウヤナギのこの黄色は、中国の皇帝で大切にされ、他の人が身に付けることは許されなかった色です。一番目立つ色です。明度の高い色の方が目立つわけですが、最も明度の高い白以上に目立つ色です。チョット想像してください。工事現場の黒と黄色の縞々模様が、黒と白だったらどうでしょうか。誰でも、黄色の方が目立つとわかりますよね。自分をいささか、後ろ向きとおもっている方は、是非、黄色を身に付けてください。そういう方に限って,とんでもないと思うでしょうが、黄色のジャケットやシャツを着なくても、小物でもいいから、常に目に触れるようにするといいですよ。ミーフィー(間違えてないと思うけど、子供の描いたようなうさぎのキャラクター)の、ペンケースなんかもありです。少し赤みのある黄色(山吹色)は、より黄色を感じますから、携帯なんかはどうですか。黄色を楽しめるようになると、コミュニケーション力もアップします。
お天気もいいし、無題の画像にも、メッセージを書き込んだし、本日の心模様は黄色です。飛び跳ねすぎないように、身に付けるのは、冷静沈着な、深いブルーにします!

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